2019年第2回防災講座 静岡市を一望しながら考える防災寺子屋

「静岡市を一望しながら考える防災寺子屋」を2/11・9:00~開催しました

第2回の防災講座は平成31年2月11日(月・祝)9:00~、静岡市駿河区向敷地の徳願寺本堂で、 静岡市総務局の石井様を講師に迎え、災害が起きた時にどうすればいいのかの講義と、消火や救助の訓練、非常食の体験を実施しました。


講義では、資料をもとに地震の時にはどんな揺れに見舞われるのか、揺れがおさまったらどんな事に気をつける必要があるのかなどの説明をいただきました。
特に、地震の揺れの際に身を守るために家具の固定をする、土砂災害や津波の被害を避けるために危険度の高い場所を知る、
更には公的援助が行き届くまでの間どんなものを用意しておくべきか、など生き延びるためにどうすればよいかが中心の話となりました。


講義のあとはまずは、境内に出て消火訓練。水消火器を使って火元周辺を広く覆うように消火する訓練を実施しました。
救助訓練としては、バールや自動車用のジャッキで障害物をどかして負傷者を救出する訓練を実施。少ない人手や力がない女性でも安全に障害物を動かす方法を訓練しました。
また、リヤカーに担架を設置したもので負傷者の搬送を体験。毛布での搬送と比べて、これなら簡単に搬送することができます。


最後に、訓練の間に鍋に入れておいたご飯が炊きあがります。ハイゼックスという素材の炊飯袋を使用しましたが、ビニールの袋でも代用が可能です。
この袋を使うと、鍋の水は食用に使えないものでもご飯を炊くことができます。
袋の中はいろいろな液体で実験。甘いジュースはちょっと食べづらいですが、パエリアの素やお吸い物などを混ぜるとなかなかおいしい変わり種が炊き上がりました。避難生活もひと工夫でずいぶん違ったものになりそうです。


次回は3月10日の防災フェスタinしずおかでお会いしましょう。